2012年9月17日月曜日

伊根町へ行ってきました その3


夜光虫ウォッチングから戻り
地元の方との交流会に参加し
深夜に就寝。

翌朝は朝市に行き、自分たちの食糧確保からスタート。
(これもツアーに含まれておりました)

伊根町には魚屋さんはなく
地元の方は知り合いの人に分けてもらうか
ここに買いに来るかしかないのだそう。
町役場にお勤めの若い女性は
「初めはだれから買ったらいいのか困りました」
と話されてました。

今回は、漁協組合の方のご案内の元
私たちも購入させていただけることに。
この日はトビウオが大量に荷揚げされていました。



きらきらと光るトビウオに
きゃーと言われる方を背にバケツに投入しながら
「肉厚でおいしそう」と思った私は
本当に食い意地がはったやつです。



この日は、ほかに白いかにカマス、アジを買い込み
しめて1300円なり!安い!

これを、商工会議所の調理実習場をお借りし
お宿の女将さんの指導の下さばき、
みんなでおいしくいただきました。
トビウオの刺身なんて初めて食べました!
どれもおいしかったです。


この後、地元ボランティアガイドさんの案内で
伊根湾沿いを散策。



昔はわらぶき屋根だった!すごい!


右側が舟屋。左側が住居。
二つお持ちという方もおられました。



またこて絵発見!

残念ながら雨が降っていたため
時間が短縮されたものの
資料館にご案内いただいたり
実際に使われている舟屋を拝見したりと
楽しく過ごさせていただきました。
今度は湾の中から舟屋を見てみたいな。
夜は見たのですが、日中に海側から見ると
また迫力なんだろなと感じました。
実際にそういうツアーがあったり
お宿によっては宿泊者にサービスで
案内されたりしているそうです。

時間が来まして、伊根町とはお昼でさようなら。
皆さん、ありがとうございました。



この後は、「せっかく」なので丹波篠山へ。
小西の豆パンを買い、
カフェで塩麹作りのワークショップに参加したり。





元は郵便局だった建物をほとんど手を加えず使われている
colissimoを訪ねたり。


郵便やさんごっこをしたり。


電話ボックス(というのかしら?)は
そのまま残されていたり。


兵庫県立美術館やらに立ち寄り
ルーシー・リーと仲間たち展を見たり。


あれこれ楽しんで、
大阪へ着いたのは10時ごろでした。
運転してくれた友だち、いつもありがとう!
(私はゴールドカード=運転できません)。

伊根町へ行くとなって
大阪から日本海まででどこいく?と考えた旅。
何が本題かわからぬ感じとなりましたが
とても密度の濃い三日間でした。


おまけ。


どっち向いても「北」と書いてある案内板。
本当の北はどっちだ?!




 

伊根町へ行ってきました その2

さてさて。次号へ続くからかなり経ちましたが(汗)、続きをば。

 
集合し、まずはお宿へ案内していただきました。
今回の楽しみの一つは、舟屋へ泊まれることでした。
私たちのお宿は「あめや」さん。

一見普通のお家のようですが
扉を開けて中へ入ると、
上り框の横からすぐに海へと繋がる扉が。
そこを開けると船が置いてあり、
うおおおと大盛り上がり!



さらに奥へ行くとお魚を干されてました。
獲りたてをすぐ捌けるなんとも実用的な造りです。


 
「あめや」さんは、1階にお風呂とトイレ、
2階に客室があり、
3人で贅沢に二間使わせていただきました。
写真を撮り忘れましたが
バルコニーといいましょうか、窓際に広いスペースがあり
ソファに座って海を眺めることができました。

晩ごはんまで時間があるとのことでしたので
荷物を置いて少し散策してみました。

私たちが泊まる「あめや」さんは
伊根湾を顔の形になぞらえると左耳の下辺り。
あごの辺りになる伊根湾の一番奥側が中心地で、
そこに小学校や町役場、銀行、市場などが集まっていました。
平日の5時前でしたが
人影はあまりなくとても静かな町でした。



家と家の間から海が見える光景に
私たちは大盛り上がり。



珍しいこて絵もいくつか見られました。


海岸ぎりぎりから見るとこんな具合。
とっても不思議です。
日本海に面しているので大丈夫と思いましたが
湾の入り口が南を向いているので
大きな影響を受けることがなく
こうした形が実現できているのだとか。


こういうの大好き。


こういうのも大好き。
 

さて。散策から戻り
スタッフの方が用意してくれた
たこしゃぶとつみれ鍋をいただき。


今日のメインイベント、夜光虫見学へ。
そうそう、これに私たちは参加しに来ていたのでした。

しかし、ここから雨女が力を発揮し大雨…。
でも、ここであきらめられぬとイベントは決行へ。
我々もせっかくだし!と
長靴に履き替え、カッパを着て準備万端。
(残念ながら雨のためカメラ持参は断念。
 想像しながらお楽しみください)

 
港に行くと、
私たち以外に観光客も来られており、
2隻の船に別れて乗船。

乗船前、準備しているおじちゃんたちから
「本当は4月頃がよく見えるねん
 (こんな言葉じゃないかもだけど)。
 もう時期は過ぎとるし雨もふっとるし、
 まあ見えんね」と言われがっくし。

しかし!
結果から言うと見えました!
でも、確かにおじちゃんたちが言う
手ですくったら水全部が青色!とか
帯のように見える!という感じではなく
ぱしゃっと水が跳ねると
それに驚くのかぽわっと光る、という具合でしたが。

運転してくれたおじちゃんがいい方で、
こうしたら見えるかととあれこれしてくださったおかげもあり
わーきゃーいいながら、船のへりにつかまって
体を乗り出してずっと小さな青い光を見ることができました。

この日は、湾沿いの舟屋のいくつかが
祭りの時に灯す提灯をつけてくださっていて
やさしい光と出会えた夜でありました。

さらに続く!(今度こそ終わります)
 
ほんで「夜光虫」ってどんなの?
という方は(私たちも詳しくは知らなんだ)こちら
 

 

2012年7月17日火曜日

伊根町へ行ってきました その1

先々週、伊根町で行われたモニターツアーに参加してきました。
伊根町、と聞いて私がすぐ浮かんだのは
NHK朝の連続テレビ小説『ええにょぼ』。
年齢がばれます。

モニターツアーは夕方伊根町に集合、
翌日午後には解散というスケジュール。
ほんでは大阪から伊根町という幅広いエリアを
ぞんぶんに楽しもうかということになり
友だち2名とみっちり予定を詰め込みました。

まず、一日目。
友だちの車に乗り朝10時に大阪を出発し
出石そばを食べに行きました。
たくさんあるお店の中から選んだのは
友だちおすすめのお店、「田中屋」さん。

















出石焼きという焼き物があるのを初めて知りました。
(そばつゆの入れ物がそうです)。
透かし彫りが涼しげでした。

出石そばは5枚に分かれているのですが、とろろに生卵にと薬味もたっぷり。
分けんでもいいからもっとくれというはらぺこの人向けには
1枚ずつ追加が可能です。
私たちもこんなんじゃたらんとすだちそばに夏野菜そばも追加。
















夏らしいおそば2皿を3人で分けておなかいっぱい。

でも、甘いものは別腹と街中を散策し
おはぎ屋さんで一服。
















食べてばっかりです。
というか、本来の目的は?どこ行くんだ?

今回一緒に行ってくれた友だちの一人とはよく旅行をするのですが
その際の決め台詞は「せっかく」です。

さて、観光はさらっとしてお腹を満たしたところで出発。
途中出会ったモンゴル博物館にものすごく惹かれたりしつつ
待ち合わせ場所の「道の駅 舟屋の里 伊根」に向かいます。
















なんか見えた!とここからすでに興奮!
















そして、待ち合わせ時間の16時30分に到着。
おお、建物が舟屋を模してる!
(到着し興奮してる最中に撮ったのでこんなのしかない)

まずは、展望ステージへ行き、景色を一望。

伊根湾は日本海と反対の南向きなのでとても穏やかなのだそう。
だから、湾ぎりぎりに家が建てられるのですね。
















私は瀬戸内生まれで海が身近には育ってきましたが
海岸沿いに防波堤や砂浜を挟んで家は建っていても
家の軒下に海水が入っている家は初めて。
滋賀県や山口県で川の水を引き入れているお家は見たことありますが
またそれとは違う文化があっての住まいの形。
どんな暮らしがされているのか見るのを楽しみにしていました。

3人で、ほぇ、こりゃすごいわあと眺めていましたら、
ここでちょっとした事件が起きました。
もう一人ご一緒した方は、どえらい雨女。
つい先日、日本雨男雨女協会に加入されたんだとか。
(そんなもんあるの初めて知った)
そんな彼女と景色を眺めていましたら、
湾の入り口にある青島の向こうの空から
薄暗い雨雲が出現、どんどんこちらに向かってきました!
















来るぞ来るぞというてるまにどしゃぶりの雨に包まれ
車にも移動できない状態に(涙)。
一瞬どうなるかと思いましたが、しばらく待っていると小雨になりました。
すごいな、雨女(そして、この後もそういう現象が続いたのでした)。

なんだか長くなってしまったので、続く。

2012年2月16日木曜日

ところ変われば。

民藝が好きです。

昨年、益子へ旅行に行った帰り、
松屋銀座で行われていた
「没後50年・日本民藝館開館75周年
‐暮らしへの眼差し- 柳宗悦展」を見に行きました。

その時のポスターがこちら。


ほぉ、かっこいいです。
ちょっと店名が大きいような気もしますが
場所を知らしめるには必要なのかも。

その後、そごう美術館でも開かれていたようです。ポスターがこちら。


洋服と下に掲載されている展示品のテイストが合っていて
一体感が感じられました。
これも素敵です。

そしてそして。ただいま大阪歴史博物館で開かれておりまして
そのポスターがこちら。


おいっ。


2012年2月8日水曜日

相手の目を見て話しましょう

地下鉄の窓際に立っていたところ、
突然、「見えなーい」と背後から言われた。
振り返ると、小学校高学年ぐらいの女の子と母親がいた。
車掌室の向こうに見える線路が見たいんだなと
スーツケースが動かせないため体だけでもと横へ移動した。
すると、女の子は何も言わずぐいぐい寄ってきて車掌室を覗き込んだ。
母親は当たり前という顔でそれを見ていた。

しばらくして、子どもは「しんどい」と言い始める。
「お父さんの隣に座ったら」と母親に言われ、
とーちゃんの隣にいるおじちゃんを見て
「あそこはいやー」とおっしゃった。
下を向くおじちゃん。

彼女は母親と会話をしていたけど
その言葉が向かう先は私でありおじちゃんだった。
目の前の人ではない人を遠まわしに傷つけていた。

子ども、人にはあなたと同じ気持ちというものがあるんだ。
話す相手と向かう先は同じ人にしなさい。

お母さん、子どもに、遠まわしにお願いをする言い方をさせるな。
子どもが言っていることだから許せよと思うな。

でも、こういうの意外とある。
言葉を遠まわしに使うというか
私に話してくれているようでするっと通り抜けてしまうとか。

気にしすぎかな。
でも、こういうことで毎日小さく傷つく私です。

2012年1月24日火曜日

一日のうちで高い割合で頭を占めるもの

それは、食べること。そして、食べ物そのもの。
食い意地が張っていると思います。

人が食べているものも気になります。
聖徳太子が大勢の話をすべて聞き分けたという話より
お豆が好きだったという話を聞いた方がへえと身近に思えます。
(あくまでも想像の話ですが)
小さいころ好きな漫画は、食べ物の描写がうまい作家さんのものでした。
今でもあのパイおいしそうだったなあと思い返します。
買うレシピ本は、再現性が高そうなのも重要ですが
何よりぐわっと食べ物が迫ってくるような大判の写真が使われていて
食べ物自体が輝いている本が好きです。

個人で創業した時、先輩の仕事を引き継いで
飲食業の求人誌の仕事をさせていただくことになりました。
それまでいた会社では、どちらかというと
お店の出す料理に焦点を置いて紹介していました。
しかし、新たに始まった仕事では、
料理を作る人、会社、といった
バックヤードに注目することが増えました。
そうしたところに突っ込んで聞くことはおもしろかったです。
どういう思いで作っているのか。
どういう過程を経てこの会社は今に至っているのか。
こだわり、歴史、道具、なんでも聞きたくなりました。
そうした話を経て食べ物という主役に至るのですが
簡単にぱくっと食べられなくなりました。
すべてをひとさじに詰め込んでじっくり味わおうと思いました。

ライターというと、「専門は?」と聞かれます。
以前は、「飲食業」と言っていました。
今はなんだろう?「なんでもやります」というけれど
それは専門性がないですと言っているようなものだなと自分を残念に思います。
「食べ物が好きなんで、食べ物やりたいです」と
胸張って言ってもいいんじゃないかと思います。
ただ、好きの度合いがまだまだ低いけど。






写真は、昨年萩へ行った時に行ったカレー屋さん(おすすめです!)
食べ物の写真には好きだ!と思っている自分の声が写っているようです。


2012年1月16日月曜日

今年のテーマソング

私は、以前の職場で出会った会社さんの事務所に
間借りをして仕事をしています。

J-museさんはwebサイト制作会社でして
PCまわりに強い方ばかり。
「これはどうしたら?」と思うことがあれば問いかけ
仕事先で「HP作りたいんだ」と聞けば持ちかけ
鍋をするぞと言われればいそいそとテーブルに腰かけ
甘えて過ごしてきました。

そして、あっというまに12年目を迎えました。
干支がぐるっと一周したのか。ひょー。
その間、新しい仲間を迎え、見送り、を繰り返し
いつしか、一番の古株になっていました。

そんな私ですが、昨年、自宅を引っ越したのを機会に
自宅で仕事をすることを決意。
年末の忘年会の前に(なんともぎりぎり)
事務所を退去したいと伝えました。

一人は、「また戻ってきたらええよ」と言ってくれました。
一人は、「そうですか・・・」ってちょっとさみしそうに笑っていました。
一人は、「こんなの聞いてて、一人になったらどうすんすか?」と
いまだにあほな質問をする私にちょっと心配そうな顔をしながら答え
「引っ越すんかあー」って時々言っています。
(知っている人はだれかわかるな)

1月末には引っ越しの予定です。
これから自分がどういう風に仕事をするのか想像すると
独り言がすごく増えそうでなんだか不安です。
以前いた職場の上司にそうつぶやいたら
「みんな不安。俺も不安。だいじょうぶ」
って言ってくれました。
そうかあ、あの人も不安かあ。
一緒に不安だねと言える人がいるならいいかと思いました。

小さな箱に入って閉じこもってしまうのではなくて
小さな箱でも大きな声出して細い光を放って
私はここにいますのでよろしくね、と言いたいです。

そう思っていたら、あらぴったりの歌発見。
今年の、いやこれからの、テーマソングにして
大声で歌いながら、明るく仕事をしていきたいと思います。


2012年1月14日土曜日

イカ開眼

ただいま、島根県にまつわるお仕事で
大阪市内の島根県食材を扱う飲食店に取材に行かせていただいています。

1月は、白イカ(こちらでいう剣先イカ)が旬だそうで
いただいてみましたら。

いやあ、日本海最高!
なんでしょうか、この甘み。
げそがこれまたおいしかった!
島根の方が、「大阪で魚は食べられません」と言われていたのも納得。




ちなみに、
左端に写っている島根では「赤貝」と呼ばれる
貝の煮物もこれまたおいしかった!
お皿いっぱい食べてしまいました。

イカはいかーがすかあ!(かけてます)

2012年1月7日土曜日

2012年がいらっしゃいました。

うわあ、年1回の更新て(汗)。
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

年越しは、地元の氏神さんへ向かう道で迎えました。
写真は年1回お正月に眺める神社の中の絵です。
川沿いの街灯もない道からはただ空に輝くたくさんの星が見えるだけでした。
小さな島だけど、昔とは変わってしまったものもたくさんあります。
でも、あの星と闇だけは小さいころから本当に変わりません。
暗くてもまったく不安を感じさせない、
逆にどこか安心させてくれる包み込むような闇夜。
それは山の裾まで広がる星と月があるから。
帰省がよく夜になったのは
車から降りて見上げるあの星空を見たくてしていたのかも。
いや違うか。単に準備がゆっくりなだけでした。いいように言い過ぎた。

昨年、20年住んだ住まいを離れ、新しい町に移りました。
新居のある町は大阪の中心部に近い場所にあるのだけど
古い民家が並び、人の暮らしが見える場所です。
以前の町ではどこかよそよそしくしてしまっていた私だけど
ここではしっかりと人とのつながりを作れたらと思います。

今年はどんな年になるかな。
皆様にとっていい年になりますように。
まずは、元気でいてください。